ネクタイピンのイメージデザインの制作は結構大変です。もちろん、デザインにもよりますが、たとえば、乗り物のデザインとかになると、かなり慎重にならないといけません。かっこいい完成具合になるかを見据えるのはもちろんですが、製造できるか否かの方がもっと大事です。デザインを提出したけど、やっぱりできまんでした、では、お客様もあまりいい感じはしないです。また、金型がこわれてしまうようなデザインでも問題があります。純銀などのやわらかい素材を使用すれば、問題も少ないですが、真鍮などの固めの材質を使う際は、デザインの幅も結構かぎられてしまいますので、気をつけています。先ほど、乗り物のデザインは慎重になると言いましたが、乗り物のデザインは、細かいデザインが多いので、金型が壊れやすいといった意味で慎重になります。たまに焼き入れが甘かったりすると、金型を数個壊してしまうなんてこともあります。それでは、商売になりませんからね。ネクタイピンでたまに、ラインストーンをいれることがあるますが、そういった場合も気をつけなければいけません。ラインストーンはスワロフスキーを使用します。スワロフスキーのラインストーンは裏面がとがっているものを使用します。こちらの方が、接着した時に取れにくいからです。ただ、スワロフスキーを入れる穴が小さかったりすると、もともこもありません。ですので、穴をあける時は慎重に、何度も確認します。穴をあけるのはネクタイピンの製造工程の真ん中くらいであけるので、ここで間違えると何かと納期的、コスト的にも大変になってしまいます。
