2022.08.17
バスのネクタイピンにはどんなものがある?身に着けるメリットや歴史を紹介
さまざまな商品やサービスが次々に登場している現在のビジネス業界では、他社にはない自社だけの要素を作ってブランド力を育てていくことが大切です。ブランド力を育てるにはいくつかの方法があります。山脇マーク製作所では、社章がデザインされたさまざまなアイテム作りでお客さまのブランド力作りをお手伝いいたします。
今回は、バス会社様や電車会社様にぜひおすすめしたいバスネクタイピンについて、身につけるメリットや歴史を詳しくご紹介いたします。社章を取り入れたバスネクタイピンの発注は、ぜひ山脇マーク製作所にご相談ください。
バスネクタイピンにはどんなものがある?
日本のビジネスの世界では、スーツを着用するのが一般的です。とくにバス会社の場合は、運転手も主にスーツが仕事着となります。その際、ネクタイを着用しますが、ブラブラしてしまわないように固定してくれるのが、ネクタイピンです。
バス会社のなかには、実際に独自のデザインを取り入れたオリジナリティのあるネクタイピンを採用しているケースが多いです。いくつか見ていきましょう。
名鉄バス株式会社様
名鉄バス株式会社様は我々の地元愛知県名古屋市に本社を置かれている企業様です。今回使用したバスの車種は不明ですが、名鉄バス様は三菱ふそう、日野自動車、いすゞ、トヨタなどのメーカーを使用されております。
三重交通株式会社様
三重交通株式会社様は三重県を中心に愛知県や京都、奈良、和歌山でバス事業をされておられる企業様です。三重交通様が使用されている車両はいすゞ、三菱ふそう、日野自動車だそうですが、今回のネクタイピンの車両メーカーは不明です。
名古屋市交通局様
名古屋市交通局様は名古屋市内や名古屋市周辺にて交通事業をされておられる組織様になります。現在使用されているボックス型の中型バスはジェイ・バス製ですが、ネクタイピンに使用されたレトロタイプのバスの車両メーカーは不明です。おそらくアメリカ製かと思いますが詳細は分からないです。
バスネクタイピンを身に着けるメリット
ネクタイピンは、ネクタイを必要とするスーツの着用を常識としているビジネスの世界では必須ともいえるアイテムの1つです。
ネクタイピンをつけず、ブラブラしている状態のままにしているのは、相手にとってだらしない印象を持たれるかもしれません。ブラブラしていると裏側のタグが見えてしまうこともあります。
また、機能的な部分にもメリットはあります。ネクタイは着用する都合上、ワイシャツと擦れやすいため、生地によっては毛羽立ちが起こる場合があります。質の良いネクタイを使用しているのであれば、長持ちするようにネクタイピンでとめておいたほうがよいでしょう。
加えて、食事や水作業の際に、ネクタイが汚れてしまうことを防げるのもポイントです。
このように、ネクタイピンにはさまざまなメリットがありますが、そこにバス会社の社章やバスそのものをデザインして使用することにも、ポイントがあります。いくつか見ていきましょう。
1.つけることで企業の一員としての自覚を持てる
ネクタイピンは見える位置につけるため、社章やバスそのものをデザインしたバスネクタイピンを使用することで、常に企業の一員であることが周囲にわかるようになります。お客さんや社会に対して会社としての個性や話しやすいように信頼性の高さをアピールできるのがポイントです。
社章を身につけることによる効果は、ただ周囲に対するアピールだけではありません。本人が、会社の一員であるとの自覚にもつながります。会社の信用を損ねてしまわないように、背筋を正せるようになるでしょう。
2.社内の団結力の向上に繋がる
バスネクタイピンは、つけている本人だけでなく、社員同士の横の繋がりにも影響を与えます。社章がデザインされたものは、企業によっては会社の幹部にのみ配られるケースも少なくありません。社員全体に向けて会社のシンボルともいえるバスネクタイピンを配ることで、仲間意識の高まりによる団結力の向上に繋げられるでしょう。
社内におけるコミュニケーションの改善や協力関係の強化など、前向きな結果につながることは間違いありません。
3.身だしなみが整う
ネクタイピンとしての機能にもありましたが、バスネクタイピンをつけることでネクタイが固定され、身だしなみが整うのは大きなメリットの1つです。社員の自覚や団結力に影響を与えながら、身だしなみを整えて周囲からもプラスな印象を持ってもらえるのは、バスネクタイピンならではのメリットでしょう。
日本のバスの歴史
バスは、日本の交通機関の1つとして欠かせません。その歴史は100年以上も遡ります。日本で初めて人を運ぶためにバス路線ができたのは、1903年の3月です。当時、大阪で開催された内国勧業博覧会へ旅客輸送を目的として、梅田と天王寺間で臨時のバス路線でできました。
同年9月20日、二井商会が日本で初めて乗合自動車の試運転を行いました。しかし、その初日から営業中止勧告を受けてしまいます。そこから2ヶ月後、11月21日から正式に営業を開始しました。ですが、翌年1904年の2月に二井商会は破産してしまいます。
現在では当たり前のように多くの人を乗せたバスが道路を走行していますが、当時の事情はまるで異なります。舗装が進んでいなかったために道路はがたがた、また当時主流とされていた乗合馬車や人力車といった既存の旅客事業者との軋轢もありました。
その後、鉄道会社がバス事業に手を付けるようになります。自社の鉄道路線では届かない範囲を補完するためです。昭和に入ると競合が激しくなり、1933年には自動車交通自動車交通事業法が整備されました。これにより以後、1つの路線につき1つの事業者となりました。
日本のバス業界は、戦時中も成長していきます。なかには公営事業者が民営事業者を統合したり買収したりすることもありました。戦後は、労働者の大量通勤のために、バスが大活躍しました。とくに1950〜1960年代はバスを使用する人が最も多く、黄金時代と呼ばれています。
1948年、国内の乗合バスや貸切バスの事業者が加盟する業界団体「日本バス協会」が設立されます。日本バス協会では、二井商会が乗合自動車の試運転を行った9月20日を記念すべき日としてバスの日を制定、毎年9月にはさまざまな催しを行っています。
バスネクタイピンなら山脇マーク製作所にお任せ!
ネクタイピンには、スーツをぴしっと着用するために、ビジネスの場では欠かせないアイテムの1つです。社章やバスそのものをデザインしたネクタイピンを使用することで、機能面だけでなく、会社の一員として意識の自覚や団結力の向上といった部分に影響を与えます。
日本のバス業界は、100年以上に及ぶ歴史を重ねてきた誇るべき文化の1つです。日本の交通の1つを担う仕事の1つであるからこそ、胸を張って日々の業務に向き合うために、ぜひバスネクタイピンの着用をご検討ください。
バスネクタイピンの制作は、専門的に扱っている山脇マーク製作所にぜひお任せください。